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Jリーグ移籍情報 2016 第2登録期間(夏のウィンドー)まとめ ~Part.1~

盆も過ぎ、夏休みもあと少し。。

社会人の身としては、夏休みも何もありませんが、、8月もお盆を過ぎて折り返すとなんだか寂しい気分になるものです (u_u

 

欧州リーグはプレミアが開幕。一方、Jリーグとなるとシーズンは後半戦も半ばになろうかという頃。天皇杯、そしてナビスコ杯改めルヴァンカップの決勝トーナメントも近づいてきています。

本エントリで目を向けたいのは、「夏の移籍市場」。

Jリーグオフィシャルによると、夏の移籍市場は選手の「第2登録期間」とされていて、きっちりとしたレギュレーションが存在します(FIFAの規定に準拠)。

 

 ◆Jリーグ プレスリリース 2016シーズン追加登録期限について

 

詳細は上記リンク先プレスリリースを参照いただければ。

Jリーグにおける移籍期間(選手登録期間)について、以下抜粋になりますが、

 

 第1登録期間(冬ウィンドー):1月2日以降の第1金曜日から12週間

 第2登録期間(夏ウィンドー):J1 2ndステージ第1節の直前の金曜日から4週間

のように定められていますが、リンク先にある通り選手追加登録期限/夏ウィンドーのオープン期間は、「2016年7月1日(金)~9月16日(金)」となっております(以下注釈も抜粋にて)。

 

※追加登録期限の決定においては従来、下記ルールを参照している
 リーグ戦 : シーズンの4分の3を過ぎての追加登録を不可とする
 カップ戦 : 準決勝第1戦以降の追加登録を不可とする


※育成型期限付移籍等の運用上のわかりやすさのため、これまでリーグ戦の追加登録期限を同日にしている


※原則として、選手の登録(移籍)は、下記の登録期間(ウインドー)中にのみ可能となるが、登録期間(ウインドー)の例外が認められる登録(移籍)を含む全ての登録(移籍)に関する期限として、Jリーグにて定めるものである

 

 最後の注釈だけよう分かりませんが、、実質は移籍加入は追加登録期限内のみ認めると解釈してよさそうです(たぶん)。 

というわけで、ひとまずJ1 2ndステージ第8節、およびJ2第29節終了時点の両リーグ、クラブ毎の移籍加入/退団状況を下記の通りにまとめました。

 

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図1 J1クラブ2016夏ウィンドー IN/OUT(加入/退団)内訳 ※8/16時点

 

 グラフの見方ですが、上方向が加入、下方向が退団で内訳は各カテゴリのfrom(どこから)/to(どこへ)。

左から8/16時点の年間勝ち点順位で並んでます。

カテゴリ定義はそれぞれ下記の通り。
 ◆J1/J2/J3 :各カテゴリのJクラブへの移籍。期限付き移籍も含む。
 ◆大学:特別指定選手受入先。Jリーグの試合に出場可ということで加入扱い。

 ◆ユース昇格 :シーズン中の2種登録。こちらも試合に出場可なので加入扱い。

 ◆海外   :加入は海外クラブからの「日本国籍選手」の移籍。レンタル復帰含。

        退団の場合は外国籍選手の海外移籍も含みます。
 ◆新外国人:海外クラブからの「外国籍選手」の加入。期限付き移籍もこちら。
 ◆その他国内 :JFL以下のカテゴリに属する国内クラブ。
 ◆登録抹消・契約解除/満了:文字通りシーズン中の登録抹消、契約解除等の退団。 

 

同じくJ2↓ 

 

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図2 J2クラブ2016夏ウィンドー IN/OUT(加入/退団)内訳 ※8/16時点

 

 こちらのグラフのスケールがJ1と異なるのでご注意ください。同じく左から現時点の順位通りに並んでます。上が加入、下が退団。

 

 まず、鳥栖のOUT 8人が突出してます(そのせいでスケールがJ2と揃わなかったよ…)。楠神のシドニー移籍を除くと、他クラブへの貸し出し数が7!うち、6人がJ2への供出ということでJ2クラブにとっては、J1所属選手≒即戦力助っ人ということなんでしょうかね。INは鹿島から青木と新外国人2名。

 ほかはやはりというべきか、補強しているのが中位~下位のクラブ。仙台、鳥栖甲府、神戸、湘南がそれぞれ外国人を補強(湘南は鹿島OUTしたジネイがIN)。甲府に至っては、3人すべてアタッカー。柏にクリスティアーノ引っこ抜かれた穴埋めも含まれますかね。

 上位クラブもアタッカーがOUTしてます。鹿島はカイオ、広島は浅野、G大阪は宇佐美。川崎と浦和はほぼ補強はなし。川崎は怪我人が多い印象ながら戦績は好調。ヤヒロンターレ、今季こそ歓喜の瞬間が訪れるのでしょうかね?!

 そろそろ残留争いという逆マジックが点灯しそうな名古屋、湘南、福岡も的確に補強。新潟のレオシルバ強奪に失敗した名古屋はFC東京からハ・デソンをレンタルIN。セレッソ大阪からは山口蛍復帰で弾き出された格好の扇原を完全移籍で獲得。正直、ここは厳しい補強かなと。

 湘南はフィットしなかった中盤のパウリーニョを千葉に返却(即、松本山雅FC横流し。前節セレッソを葬るミドルシュート決めてました)。鳥栖から岡本、新外国人のウェズレーを獲得してここから残留安全圏への浮上を狙います。

 最下位に沈む福岡は、FC東京からベテラン駒野をレンタルで、さらにマリノスから実績十分の三門を中盤に据える補強を敢行。最下位脱出、J1残留を目指します。

 

  J2は懐事情も絡んでくるのか、昇降格を見据えつつもJ1ほど成績と連動したような傾向は見られず。昇格PO圏のクラブが軒並み積極補強、特に外国人選手の補強をしているくらいでしょうか。

 群馬の退団6名中、2名の外国人選手をかなり早いタイミングで契約解除しているあたりがちょっと気掛かりなくらい(いつも外国人補強が空振ってるイメージ)。

 自動昇格を臨む札幌、松本はおとなしめ。やはり安定的に星を積めているので、そこまでいじらずとも良いということか。。

 

 ウィンドーは、Jリーグの規定では9月16日まで開いているので、まだまだ動きがあるのやもしれません。一応タイトルには「Part.1」と打っているので、今後大きな動きがあれば更新・Part.2の投稿をするかも、です。

 

 では、また!!

 

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