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サッカーをデータで視てみよう

サッカーに関するあらゆるデータを可視化してみるブログ

ジェフ千葉 2016シーズン序盤戦診断 ~Revolutionは起きるのか?データで徹底検証・前編~

ジェフ千葉

   明治安田生命J2リーグ 第14節

 ジェフユナイテッド市原・千葉 3 - 2 FC岐阜

◆ハイライト(Jリーグ公式・スカパー!

 

 

今季初の1試合3得点も、後半岐阜の反撃を喰らって2失点と撃ち合いのゲームとなってしまいました。

ともあれ、ホーム・フクアリでの無敗は開幕から8試合で以前継続中。サポーターの後押しも間違いなくチカラとなっているのかと。 

 

14節終了をもって、リーグ戦の3分の1を消化。

熊本地震の影響から他チームで消化していない節があるため暫定順位ではありますが、おらがジェフユナイテッド市原・千葉は、現在勝ち点22の8位。

戦績は、6勝4分け4敗、総得点17 失点15 得失点は+2

さて、評価としては、どうでしょう?

 

個人的には不安は拭えませんね。

まず勝ち点と順位。

自動昇格を睨むという目線に立てば最後に1位、2位に居れば良いわけなのですが、節を消化する度に、そしてその時の順位、または自動昇格圏との勝ち点差によってその可能性は変動します。

現在2位とは3差ですが、首位札幌とは7差(しかも札幌は1試合少ない)。今季もJ2は混戦模様で、札幌が5連勝で抜け出ていますがこのまま独走するか、躓くかは誰にも分かりません。とはいえ、勝ち点は積めるときに積むことが肝要。かつ、昇格のライバルとの直接対決はできるだけ勝っておきたい...

 

もうひとつがここまでのゲーム内容。

昇格というミッションを完遂するためには、結果(順位≒勝ち点)は最重要ですが、内容の物足りなさ、ジェフは強い!という印象が感じられないこと、やっているサッカーの方向性、「これがジェフ」というカタチが見えてこない...など評価軸はさまざま。

昇格が叶ったとして、次なる目標は1部残留。そして定着、上位進出...というストーリーを描ければ、なのですがまずは上がらないことには始まらない。

ひとまずゲーム内容を定量的に見ようということであれば、分かりやすい得点・失点に焦点を当てようかと。そこで引用したいのはGMの述べた目標。

季初、高橋GMが掲げた目標のひとつ、総得点70、総失点40という部分では、このままのペースという前提だと得点はかなりショートしていて、失点は+5くらいの進捗。

得点・失点数は内容ともリンクするとは思いますが、序盤1試合あたりの複数得点がなく、アウェイやビハインドの試合でなかなか勝てなかった。1試合で1点しか獲れなくても、無失点にすること、1失点は許容するとなれば2点目、3点目を獲りに行かなければならない。

その「内容」の部分について、本エントリではさまざまデータを取り揃え考察を加えていければ...と。前置きが毎度冗長ですが、そんな方向性で前後編でお届けしたいと思います。

ジェフ千葉の行方を占う意味でも、シーズン3分の1を終えた時点でのデータをいろいろと揃えて考察していきたいなと。

まず前編の今回は、ジェフのシーズン前半3分の1での各スタッツを取り上げます。

まずは、14節までの各選手出場記録から。

 

 データソースは以下サイトより。

 ◆サッカーをデータで楽しむ | Football LAB[フットボールラボ]

 

 【表1 ジェフ千葉 メンバー毎出場記録 ※2016シーズン第14節終了時点】 

f:id:knovocelic:20160524185629p:plain

[表記定義] ◯:フル出場 / 途中出場:△IN▼OUT / SUB:ベンチ入り

 

黄色セルは勝利した試合、無地が引き分け、グレーが敗戦です。

これまで22人の選手がリーグ戦出場。ベンチ入りも出場が無かったのは、DF乾とサブGKの藤嶋と岡本のみ。

今季14節までで全試合フル出場なのは、キャプテンGK佐藤優也、CBコンビのドゥーさんとイ・ジュヨン。最終ラインはあまり入れ替わりがなく、右SB多々良、左SB阿部くんはほぼ固定。

ご存知の通りボランチは負傷者続出で、山本が13節から復帰したばかり。ちょうど連戦とボランチ不足が重なり連敗を喫していたりと不運な面もあったりするんですが。。

選手の入れ替りやシステム変更など試行錯誤が続いているのが2列目~前線のところ。

序盤はシステム4-4-2で前線の配置は2トップ+SH。

FWは船山がファーストチョイスで、エウトン、または吉田というコンビ。

MFは8節の町田戦までは右SHに小池、9節以降は井出に。

左SHは2節までが井出、3節以降は長澤でしたが前述のボランチスクランブルで直近では長澤がボランチにまわり、町田がトップ下、船山が左サイドに配された4-2-3-1、または4-4-1-1のシステムにシフト。ワントップにはエウトンが入っています。

ボランチの相次ぐ負傷もありながら、基本的には得点力不足によるシステム変更含め、選手起用も試行錯誤が続いていますね。

 

ふたつ目は、前置きで触れました得点/失点について、以前今シーズンの展望を綴ったエントリでもあげました時間帯別状況の軸で可視化したのが下記です。

 

f:id:knovocelic:20160523164920p:plain

図1 ジェフ千葉 時間帯別得失点 2016シーズン第14節終了時点

 

数値は構成比(総得点・失点のうち、当該時間帯は全体の何%か)になります。90分の尺の中でどの時間帯で得点、失点しているのかを表します。参考として、昨シーズンのものを折れ線、過去昇格チームのものを点線で併記しました。

顕著なのは後半ATでの得点が5点もあり全体の約3割を占めているということ。 

良く言えば土壇場での粘りで辻褄が合わせができている、悪く言えば90分間はビハインドのままということ。

何故そういうシチュエーションに追い込まれるかというと、遡ること31-45分の前半の残り15分のクォーターでの得点の少なさ、失点の多さです。

以前のエントリでも書いた通り、前半をリードして折り返すのとビハインドを負って後半臨むのとでは、やはり心理的にもかなり違いがあるのかなと。

後半から劣勢を跳ね返すだけの地力≒複数得点できる攻撃力がコンスタントに出せていなかったこのシーズン3分の1は、前半の先制点/失点によってゲームプランが崩れ、勝ち点をこぼすというシチュエーションが多かったのかなと。

後半ATの得点で拾った勝ち点もありますが、やはり前半のうちに先制し、心理的優位に立って試合を進められる方が、ラクに勝ち点を得られますし、チームとしての自信にもなる。その自信が勝ち星を重ねることで確信となり、チームの強さとなっていく。

そうした好循環を生み出す上でも、前半45分内の先制点、または無失点というのは、この先シーズン3分の2の戦績を占うひとつのKPIのような気がします。

 

後編はチームのパスやクロス、シュートなどプレー別のスタッツを中心に、J2他チームと比較しながら、ジェフのサッカーを掘り下げていければと。。

 

では、また!!

 

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